美しさの極みボルゾイ

ボルゾイの魅力

ボルゾイ キャスパー

犬の貴族ともいわれるボルゾイの魅力は、何と言ってもその美しさです。優雅、気品という言葉はこの犬種にぴったりと当てはまります。

人々がボルゾイに魅せられるきっかけは、散歩しているところを見かけた時や、公園などで飼い主と遊んでいる光景を見た時などだと思います。公園にはいろいろな犬種が集まり、他人が自分の犬に触れることもよくありますが、超大型犬の中でこのような光景が見られるのはボルゾイが圧倒的に多いようです。他犬種との争いを好まないフレンドリーな犬ですし、優しい表情なので威圧感を与えないからではないでしょうか。他の超大型犬は犬と仲良くできても、人はその大きさを見ただけで一歩引いてしまいます。

2頭のボルゾイ

非常に足の速い犬種ですが、アグレッシブなところが少ないので散歩も楽です。美しさだけではなく室内で飼いやすいのも魅力といえるでしょう。これらが女性オーナーが多い理由でしょう。長毛種でありながら、毛質が油性ではなく、アンダーコートが少ないので換毛やシャンプーの時も手入れがとても楽です。

そして、他の大型犬によく見られる股関節形成のトラブルも、骨格構成上ほとんどなく丈夫です。無駄吠えも少ないので、近所に気兼ねしないで飼うことができます。どちらかというと犬の中でも猫に近い性格ですので室内でおとなしくしていることが多く、夏は涼しく冬は暖かく、人間が快適と感じる程度の環境さえ整えてあげれば、室内でも屋外でも飼いやすい犬種です。

ボルゾイの歴史

犬種の歴史に関しては、11世紀頃の文献が残っています。ロシア王朝の全盛時、貴族たちが狩りに向かう時は、必ず足の速いボルゾイを従えていました。 ロシアの貴族はこの誇り高いボルゾイをこよなく愛し、自分たちの地位のシンボルとして誇示したのです。やがてロシア王朝の衰退とともにボルゾイも殺戮の対象となり、その血は一時、再興できないほどに抹消の憂き目にあったといわれています。現存するボルゾイはその難を逃れた犬の末裔であることは確かです。

ボルゾイ スパーク

スパーク BIS.JKC.CH. Kenai's Last Of The Dogmen
2004年度に82回エントリーし、41回のBIS、8回KING、その他R.KING多数。ドッグショーの年間最多勝記録を塗り替えた。オーナーは網中友紀子氏。

9世紀間に渡りロシアの歴史と文化に大きな影響を与え、そして国外に旅立っていったボルゾイが、各国であでやかに活躍し、超大型犬の最大の普及国アメリカでも今やトップクラスの人気犬種となっています。原産国ロシアでは衰退後の影を残し、今一歩、伝統的な血統の表現が望まれています。 20年ほど前から日本においても素晴らしいボルゾイが増えてきましたが、完璧な犬はいません。どこか欠点があるので、できるだけスタンダードに近づけるべく努力し、結果を出さなくてはなりません。そのためのひとつの健全性の確認としてドッグショーへの参加はとても望ましいと思います。ちなみにJKCドッグショー、過去15年間の最多優勝犬はボルゾイです。

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